2007年11月28日

フェルト人形の作りかた・1

今回から何回かに分けてお人形の作りかたをUPしていこうと思います。

フェルト人形の作り方1

題材は「スターウォーズ」キャラクター、2人目。Episode3版アナキン・スカイウォーカーです。
「ニードルフェルティング」「羊毛手芸」などの検索ワードで来られた方にはどんなキャラクターかご存知ない方もいらっしゃると思いますので、家にある市販の人形の写真を載せました(1)。この人形は市販のスターウォーズドールの中でもかなりリアルなものなのですが、それでも実物と比べると多少のデフォルメが入っています。これをさらにデフォルメしていきます。

アナキンの大きな特徴は以下の3つ。

★独特の「ジェダイの衣装」。
 (和装っぽいデザインのインナーとベルト、黒革の飾り)
★右手だけ黒い手袋
 (右手が義手という設定です)
★右目の近くに切り傷
 (この写真ではわかりませんが...)

フェルト人形にするにはかなり思い切ったデフォルメになりますが、上の3つだけは外さないようにします。


まずは、人形の芯になる部分を作ります(2)。
芯にはスポンジ、発砲スチロール、造花を作るための針金など、いろいろなものが使えますが、今回は身長7〜8センチくらいの人形にする予定なので、白のモールにしました。
モールには細かい毛が植え付けられていて、羊毛がすぐに絡むため、針金だけで芯を作るよりは楽……だと思います(針金では試したことがありません〜)あせあせ(飛び散る汗)

2007年12月03日

フェルト人形の作りかた・2

芯ができたら、次はベース作り。胴体、顔、腕、足を大まかに作ります。

フェルト人形作り方

まず胴体になる部分に巻きつけていきます。ちぎった羊毛を薄くのばして、2周ほど巻きました(3)。
巻いたら針でチクチクと刺し固めていきます。いっぺんに胴体のサイズになるまで巻いてしまうよりも、少し巻いたらチクチク、少し巻いたらチクチク…、を繰り返すほうがうまく形を整えることができます。

胴体はあとで別の色で上着(??…というか、実物の衣装では革でできてる飾り部分)が上乗せされるので、自分の思う完成イメージよりも少し細い状態で終わらせました。あの革の飾り、スターウォーズファン歴の長い私でも、なんのためについているのか分かりません…(笑)。


胴体がだいたい出来たところで腕の部分も作っていきます。腕は細くて巻きにくいので、羊毛を細く長くちぎり、腕にらせん状に巻きつけて刺していきます(4)。



ちくちくの様子。意外と力が要ります。

2007年12月16日

フェルト人形の作りかた・3

前回の要領で、パンツ部分、頭なども作っていきました。頭も、最初は薄くのばした羊毛を横向きに何周か巻いて刺し固めたあと、頭頂部、あごの部分の形をととのえています。いずれ髪の毛がつくので、顔面の部分以外はさほど奇麗でなくてもいいかもしれません〜。

フェルト人形の作り方3-1

着物は2枚着ているので、下に着ているこげ茶色の着物の見えている部分のみを(本来なら順番が逆ですが)上からくっつけてみました。ちなみにオビワンの場合は着ている順番どおりに作っています(5)。

細くのばした羊毛を首にまきつけ、服のあわせどおりに左を上にして、本体に固定するため重ねてまんべんなく刺し固めます。
ただし、服のあわせ目部分はあまりチクチクやりすぎるとわかりにくくなってしまうので、固定できたな...と思ったところでとめます。

上着との境目あたりを、こげ茶の服のほうを中に押し込むように丁寧に刺していくと、こげ茶の服のほうがダークグレーの服よりも内側に入ってみえるようになります。
こういう場合に限らず、違う色同士の境目をはっきりと出したい時は、境目を中心に、はみ出た繊維を内側に押し入れるよう意識しながら丁寧に刺していくと奇麗にできます。いらない部分はハサミですこし余るくらいに切り、余った部分をやはり内側におしこむようにして見えなくしていきます(6)。

フェルト人形の作り方3-2

2008年01月08日

フェルト人形の作りかた・4

着物の裾の部分を作ります。

フェルト人形制作方法1

裾と太ももの部分をきちんと分けて表現するため、裾の部分だけを別パーツとして作りました(7)。
裾の長さと幅のぶんを写真のように薄い板状態に作ります。針で刺し固める方法で平面的なパーツを作るのはなかなか手間がかかるのですが、これは根気よくがんばるしかない....。
スポンジの上に羊毛を平たくならべ、ある程度固まるまではスポンジの上で作業。スポンジに羊毛がめりこみ張り付いてしまいますが、気にせず固め、その後スポンジから離して形を整えていきました(もっといい方法があるのかもしれませんが...)。
上の部分はふわふわの原毛の状態をそのまま残してあります。こうしておくと体にくっつける時にうまくなじみます。


ニードルフェルティング人形

あとの部分は今までの方法の応用でやっていきます(8)。着物の袖は裾と同じ要領で、別で袖パーツを作ってくっつけています。袖の中から手が出ている感じが出せれば成功揺れるハート
ブーツ、手首から先の部分も作りました。右手は黒い手袋をつけています。
横にあるパーツは着物の上についている黒革のナゾの飾りと帯。飾りのほうは服から浮いている感じなのではっきり形を作りました。今回は羊毛で作りましたが、ここは革素材を使ってもかわいいかもしれません。次に作る時はそうしてみようと思います〜。
帯は腰に巻いたあとに継ぎ目がでないよう、端っこはフワフワのままにしておき、腰に巻いてくっつけた後に形を整えることにします。だいぶ形になってきましたわーい(嬉しい顔)

2008年01月16日

フェルト人形の作りかた・5

フェルティングニードル

最後に顔の部分をつくります。
髪の毛はごく少量の羊毛をとって2つに折り、これをひとつの毛束として後頭部から順番に少しずつ、植毛のようにつけていきました(9)。折った部分を針で数回させばそこそこ頑丈にくっつきます(もちろん、無理にひっぱれば抜けますが...)。房を1つだけつけた状態が右の写真です(10)。

髪の毛がだいたいできあがったら、長すぎる部分を切り、髪型をととのえます。前髪には分け目があるので、頭にくっつける時点で毛の流れる方向を多少意識しました。分け目になる部分は、他よりも重点的にチクチク刺して少しだけ目立たせています。
羊毛で作る部分はこれで完成!


フェルト手芸

完成したアナキンです(11)(12)。
目はケータイのデコレーションなどに使うラインストーンです。うしろに木工用ボンドで糸を接着し、糸で頭に縫い付けてあります。お人形の目に使うボタンパーツは専用のものが売っているのですが、このサイズの人形にあうような小さなものは私が探した限りでは黒しかありませんでした...。オビワンもアナキンも青い目の人なのでこだわりたいところ。各種のビーズやスパンコールなど、いろいろなものを探してまわった結果、ラインストーンにしました。
写真ではわかりにくいですが、目元の傷は糸で縫って表現しています。

ベルトはハギレの革を細長く切ったもの。これにアクセサリー制作用の小さな金属パーツを通し、ペンチで平たくつぶしてバックル部分を作っています。ベルトは本体にボンドで接着しています。

黒ハート以上でアナキンお人形の作り方日記は終了です黒ハート