2016年12月22日

" もし、私がスターウォーズの世界の住人だとしたら? "
STAR WARS Identities - Die Ausstellung (1)

STARWARS identities Munich ミュンヘン2016年スターウォーズエキシビジョン

今年も9月はドイツ旅行♪ 毎回海外はハードスケジュールぎみだったのですが、今回はゆったり11日間。ハンブルグからミュンヘンまで電車でじわじわ南下しつつ、各地に住むスターウォーズ仲間を訪ねるひとり旅でした。メイン目的は昨年も行ったシュパイヤー博物館のSFイベントと、この記事でご紹介する展覧会、「STAR WARS Identities」です。ちなみに、日程的にはいちばん最後。


STARWARS identities Munich ミュンヘン2016年スターウォーズエキシビジョン_ヨーダ像

STARWARS identities Munich ミュンヘン2016年スターウォーズエキシビジョン

この「スター・ウォーズ・アイデンティティーズ」展は、2012年にカナダのモントリオールで初開催され、その後はフランス、オーストリア、ドイツなどヨーロッパ各地を巡回しています。この記事を書いている2016年12月現在は、ロンドンで開催中。
昨年私がドイツに行った時はケルンで開催していたのですが、スケジュール的に厳しく断念。ケルンのあとはリヨン(オーストリア)に行ってしまったのでドイツでの開催はケルンの1回だけかと思っていたのですが、リヨンのあと再びドイツ・ミュンヘンにやってきました!今度こそ時間作ろう!とがんばりましたよ〜。

ワールドツアー的に開催地が移動しているので、日本に来る可能性もゼロではない…!
と、思うのですが。この展覧会、1箇所での開催期間がすご〜く長い。最低でも半年、長いと8か月!大型展示物も多い、かなり大規模な展覧会です。大きな会場が必要なイベントを「スターウォーズ」ひとつで半年も開催し続けるのは、日本では無理そう…。
だからなじみのある国で開催してるうちに行っておかないと。もし日本に来てくれたら、その時は喜んでまた行けばいいのだ!


STARWARS identities Munich ミュンヘン2016年スターウォーズエキシビジョン

9月末、有名なビール祭り、「オクトーバーフェスト」真っ最中のミュンヘンにはその期間中、世界中から5〜600万人もの観光客が訪れるそう。お酒が全く飲めない私には残念ながら関係のないイベントですが、ミュンヘン中央駅は民族衣装でキメた人々であふれ、観光客向けの衣装やお菓子を売る店もいっぱい。雰囲気だけは楽しんできました!しかし、このためホテルはやたら高いし、治安もよくない…。できればオクトーバーフェスト時期は避けたかったけど…なんと3週間も続くそうで…、避けられませんでした…


STARWARS identities Munich ミュンヘン2016年スターウォーズエキシビジョン会場

STAR WARS Identitiesの会場は、ミュンヘンオリンピックの跡地、オリンピアパーク。ミュンヘン中央駅からだと地下鉄で15分程度です。私は周囲の景色を楽しみつつ徒歩で行ったので1時間半ほどかかりました。

STARWARS identities Munich

入り口前にはフォトスポット的な(?)場所が。

チケットを予約する際は、入場時間も予約します。入場の時間は決められていますが出る時間は自由。閉館までいても大丈夫。「通常、90分ほどで全内容を楽しめます」とFAQにはありました。


STAR WARS Identitiesは、展示品を鑑賞するだけの一般的な展覧会とはだいぶ趣が違います。もちろん、撮影に使われた衣装やプロップ、模型、コンセプトアート、スケッチなどなど、貴重な展示品がたくさん置かれているのですが、展示品は独自の法則で10のテーマに分けられてており、テーマごとにこの展示オリジナルの映像と、「質問エリア」が用意されています。

来場者は、各テーマごとに展示をたのしみ、映像を視聴し、そして心理テストのような「10の質問」に答えていきます。スターウォーズの世界を楽しみ、劇中に登場したキャラクターたちの境遇、考え方、転機などを映像や展示物で理解し、自分自身と重ねあわせ、展示を通して自分の「フォースの形」を探す旅をするのです(WELCHE MÄCHTE FORMEN DICH? = どのようなフォースが君を形作るのか?)。
とてもインタラクティブで、展示物への理解もより深くなる。つきなみな表現しかできないのですが、ほんと、「すごい」展覧会です。

入口ではヘッドホンとリストバンドを渡されます。ヘッドホンは展示物の解説や映像の音声を聞くためのもので、会場内の決まった場所(床に目印がある)に立つと聞けるようになっています。ドイツ語と英語があり入口で設定してくれますが、単にチャンネルの変更をするだけのようで、自分でも変更できました。
リストバンドは「10の質問」に答えた内容を保存するためのものです。


STARWARS identities Munich ミュンヘン2016年スターウォーズエキシビジョン

まず自分の「種族」を聞かれます。私は「トワイレック」にしてみました。性別や肌の色なども設定することができます。六角形のセンサー部分にリストバンドをかざすと、決定した内容が保存されます。
このあとも、住んでいる惑星や、何をしているか(職業)などを聞かれます。現実で大阪都心部に住む私は、大都会惑星「コルサント」。職業も自分の本職(デザイナー)に一番近い…気がした「エンジニア」にしました。

STARWARS identities Munich ミュンヘン2016年スターウォーズエキシビジョン アナキンのポッドレーサー

STARWARS identities Munich ミュンヘン2016年スターウォーズエキシビジョン

展示物は質問に関連するものがまとめられています。
最初に目に入る大きな展示物は、少年アナキンのポッドレーサー。レーサーという生業について、映像での説明もありました。


STARWARS identities Munich ミュンヘン2016年スターウォーズエキシビジョン

最初はいわば、「自分のキャラクターのプロフィール設定」でしたが、中盤に入ると心理テスト色が濃くなってきます。
少年アナキンが母シミのもとを離れ、ジェダイとなるべく旅立つシーンの映像が流れ…、

STARWARS identities Munich ミュンヘン2016年スターウォーズエキシビジョン

…質問エリアではこう聞かれます。
「あなたはまだ幼いが、夢を実現するために親元を離れ旅立ちたい。あなたの親は、なんと言うだろうか?」

他のテーマエリアにもある「映像」は、映画のワンカットがそのまま流れることもありますが、ほとんどはシルエットだけを使った、影絵のようなオリジナル映像です。アニメーションも美しい!
心理を探求するさいに色や表情などの余計な情報を入れないためだと私には思えました。


会場内を進み、展示を楽しみながら、大きな問題に直面したらどう対処する?もしこんな立場にいたら自分はどう動く?…などなど、様々な質問に答えていきます。
ほとんどの質問はじっくり考える時間があるのですが、なかには直感で答えてこそ生きるのか、制限時間があるものも。…多数の小さな質問に短時間でどんどん答えなければならないのですが、英語とドイツ語しかないので読解に時間がかかってしまい、内容がわかる前に次に行ってしまうw 
リストバンドに登録するまでは何度やりなおしてもいいのですが、やりなおすと質問の内容が変わってしまったり!…最後のほうはもう、全部一番上の選択肢選んでました…。後述する最終結果にもひびくので残念。もっと語学力があればなあ!


フォースの形、アイデンティティを探す長い旅の最後には、ある意味究極の選択を迫られます!


日本に来るかもしれないですから、ここは内緒!
でも、スターウォーズファンなら察してしまうかもしれませんね。


STARWARS identities Munich ミュンヘン2016年スターウォーズエキシビジョン

STARWARS identities Munich ミュンヘン2016年スターウォーズエキシビジョン

旅を終えると、自分はどんなキャラクターになったのか、そのビジュアルがスクリーンにどーんとでっかく表示もされます!私はオビワンを師とするジェダイ・トワイレックになりました^o^。会場内で見られる結果はこの絵だけですが、メールアドレスを登録すると詳細な診断結果がメールで届きます。もちろん自分のキャラクターの画像も届きますよ♪
かなりの長文が届きますが、あとでゆっくり確認することができるのはありがたいです!

STARWARS identities Munich ミュンヘン2016年スターウォーズエキシビジョン

展覧会の後のお楽しみ、グッズショップ。
STAR WARS Identitiesはアートがとってもカッコイイのです。この展示のことを知ったきっかけも、アートのインパクトがすごかったからでした。体験できて、ほんとによかったなあ。

STARWARS identities Munich ミュンヘン2016年スターウォーズエキシビジョン

いろいろ買いこんでしまいました!

次の記事では模型、衣装、プロップなど、展示物の紹介をします♪
posted by 芝浦 at 23:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | STAR WARS Identities (GERMANY)

2016年12月27日

“ もし、私がスターウォーズの世界の住人だとしたら? ”
STAR WARS Identities - Die Ausstellung (2)

STARWARS identities Munich ミュンヘン2016年スターウォーズエキシビジョン

オビワンの衣装だよー!やっほー!


……失礼いたしました。
2016年後半、ドイツ・ミュンヘンで開催されていたスターウォーズの大型展覧会、「STAR WARS Identities」のレポートその2です。

この展覧会は展示物が並んでいるだけの美術展的なものではありません。展示を通して…つまりはスターウォーズの世界を通して、「自分」つまり来場者本人のフォースの形を探す旅を体験できるのです。その内容については前回の記事をぜひご覧ください!
今回の記事では、模型、衣装、プロップなど、展示物の紹介をいたします。



STARWARS identities Munich ミュンヘン2016年スターウォーズエキシビジョン

スターウォーズといえば、かっこいい戦艦だ。戦闘機だ。そう思う方も多いと思います。子供の頃の私もそうでした。
5〜6mほどあるかなり大きなケースに、帝国軍の戦艦・戦闘機と、反乱同盟軍の戦闘機が対峙した状態で展示されています。こちらは帝国軍側。

STARWARS identities Munich ミュンヘン2016年スターウォーズエキシビジョン

そしてこちらは反乱軍側。
音量は小さめですがBGMと効果音の演出があり、周囲の照明もそれにあわせて点滅します。両軍がそれぞれハイパードライブを抜け、決戦の場に到着した!そんなシーンを再現しています。模型は固定されており、動きの演出はありませんが、臨場感はビシビシ伝わってきます!

STARWARS identities Munich ミュンヘン2016年スターウォーズエキシビジョン

どれを見てもとっても緻密。

STARWARS identities Munich ミュンヘン2016年スターウォーズエキシビジョン

デストロイヤーは2mちかくありました!大迫力!

STARWARS identities Munich ミュンヘン2016年スターウォーズエキシビジョン

STARWARS identities Munich ミュンヘン2016年スターウォーズエキシビジョン

めちゃくちゃ細かいです。今更思いますが、白一色なんですよね。複雑に見えるのは、実際に造形が複雑だから。同じ時代の映画やアニメで宇宙船といえばわりとカラフルだったり、銀色でピカピカだったり。EP4での登場シーンの演出もあいまって、はじめて見た当時小学生だった私にも恐怖感がわかった理由は、この色にありました。

ミュンヘン2016年スターウォーズエキシビジョン

こちらはX-WING。SWに登場する数々の乗り物の中でも、とくに「30年も前に考えられたデザインなのに今見てもかっこいい!」と思うものの1つです。「ローグワン」「フォースの覚醒」の中でもぜんぜんおかしくない。

STARWARS identities Munich

ミレニアムファルコンは、別のケースの中におりました。こちらもかなり大きいです。



ミュンヘン2016年スターウォーズエキシビジョン



展示品の中には多数の「絵」もあります。設計図、コンセプトアート、キャラクター案、絵コンテなど、どれも貴重なものばかり。見たことがないものも多数ありました。

asoka

出展数は少なかったですが、アニメ「クローンウォーズ」のスケッチも!



衣装の展示も見応えたっぷりでした。出展数もとても多く、一部はガラスケースなしで見ることができ、これだけでもドイツまで頑張って行った甲斐がありました!

starwars_ex_munich_28.jpg

パイロットルーク

LukeSkywalker

そばにはルークのキャラクター紹介パネル。このインターフェイスもとってもcool!

starwars

パイロットのみなさんのヘルメットいろいろ。



旧作のメインキャラクターたち。

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旧作… 、と思いきや、このチューバッカは、エピソード3verだそうです。

leia ogana costume

スレイブレイア。

leia ogana costume

イヤリングの形こんなだったんだな〜!
首の鎖もめちゃくちゃ凝ったデザインでした。

padme amidala

1つの映画にたくさんの衣装で登場する、パドメ・アミダラ。
女王や議員の衣装はどれも豪華で、見ているだけで楽しいです。

padme amidala

とても繊細な生地。すぐに破れてしまいそうに見えます。注意して見ないとわからないほどに薄い色のグラデーションが美しい!

padme amidala

padme amidala

ケースなしの展示なので、限界まで近づいて見ることができます。
使われている生地や金具の材質、マントの細かい刺繍は縫い目の順番までも確認することができました。衣装を作る予定はないですが…なくても見てしまいます♪


オビワン 展示

きたー!ヒゲ☆ゾーン!

オビワン他ジェダイ衣装展示

いや、違います。異様なテンションになってしまいました。すみません。
私の大好きな「オビワン」含め、ライトセーバーの使い手が一箇所にまとめて展示されているコーナーです。ここもありがたいことにケースなしで、部屋の中央に展示されているのでいろんな角度からみることができます!

オビワン衣装

オビワン衣装

オビワンも衣装が4種類あるわけですが、私が一番求めているEP3verがここに!!!

公式webサイトのFAQには観覧時間「およそ90分」とありましたが、
私、この部分だけでたぶん90分使った。
13時に入場して出たのが18時ちょっと前だったので…、トータル4時間半くらいかかってます…

オビワン衣装

ここには数枚のみ紹介しておりますが、実際はオビワンだけで93枚撮影していました…
ローブの繊維とか、端っこのちょっとしたほつれとか、革ベルトの経年劣化っぽいヒビとか…そんなのをクローズアップしたものが大量に…
日本に来てくれたらいいなとは思うのですが、たとえ来てくれたとしても、おそらく撮影禁止になっちゃうので…。


アナキン(EP3ver)の衣装

アナキン(EP3ver)の衣装

少し離れたところにアナキン(EP3ver)の衣装もありました。「フォースを探す旅」に使われている映像にはアナキンの一生を追うものが多かったので、衣装展示側もやや特別枠です。


starwars_ex_munich_46.jpg

アナキンの一生のある意味到達点、ダースベイダー。こちらも広いスペースを使用し特別感たっぷりでした!

前の記事でも書きましたとおり、この「STAR WARS Identities」は、現在はロンドンで開催されています。開催期間はとても長く、2016年11月から2017年の9月まで約9か月!イギリスまで行くのはちょっとタイヘンですが、スターウォーズが大好きな人に超!オススメな展覧会です。機会がありましたらぜひ!!!
posted by 芝浦 at 00:38 | Comment(0) | TrackBack(0) | STAR WARS Identities (GERMANY)